日常生活での身体の動かし方
立ち方・座り方・歩き方

ゆがまない立ち方・座り方とは?


非体育会系の私は、いわゆる「エクササイズをする」ことが苦手です。

よく「この動きなら、テレビを見ながらできますね〜。」などと・・・。
ちょっとした動きを紹介されたりしますが・・・。

はっきり言って、それさえも無理。
すぐ忘れちゃうし、テレビ見るときはダラっとしていたいタイプ。


なので、インナーマッスルを鍛える、という言葉は使いたくなく・・・。
「なんかしてる間にその部分を意識してる」のが好きです。


「筋肉が疲れる身体の使い方をする」→「エクササイズで整える」

↑の行程が面倒でしょうがない。

なので、もう何気ない日常の動作の中に、 インナーマッスルを使うことを入れ込みます。


例えば立っている時。

電車を待つ間、キッチンで何かやってるときなどに意識することは・・・。


・足の親指を床につけて、足裏の筋肉を収縮させてアーチを作る。

脚を外側に外旋させて、お尻をしまう。

お尻と腿の境目の筋肉を使って、ヒップアップさせる。

下腹を凹ませて、骨盤底筋群を使う。


↑のことを、できる範囲でやる。
忘れたら忘れたでOK。


そして座っている時。

私の場合、顔の施術中とパソコン作業中。


・椅子を高く上げて(パソコンの位置を下げて)、作業ポイントを低くし・・・。
その分肩甲骨の下の筋肉を使って、肩を最大限下げる。

・その際にはお腹を凹ませると、肩を気持ち良く下げられる位置が確定できる。

・お腹を凹ませついでに、骨盤底筋群も引き締めておく。


足の親指、足裏、お尻、下腹、肩甲骨の下。

↑を意識して、心地よい「型」を作ると・・・。
アウターマッスルの力が抜けて、疲れにくくなります。


はじめは「意識」することが、「よっこらしょ」と面倒くさく感じますが・・・。
「習慣」にしてしまえば、自動的にやってます。


食べ方も身体の使い方も、大事なのは習慣にすることです。
本当に美しい人は、習慣づけしてるだけで、努力はしてません!


実は・・・非体育会系ほど、効率良く身体を整えられるんですよ♪



ゆがまない歩き方とは?


世の中には、いろんなウォーキング法がありますね。
歩くことは、心肺機能を高め、血流を良くします。

でも、インナーマッスルをあちこち使って歩けば。
↑の効果を実感しながら、さらに骨格を矯正できます。

上半身と下半身両方を、効率良く整えられます。


歩く時意識するポイント。


足親指を、最初に地面につけて、最後まで残すよう意識する。

・1回1回足の甲側を伸ばして、裏側を収縮させる。
(=後ろの人に足裏を見せるように歩く)

・足を前に出すのに主に使うのは↑なので、腿の筋肉表面はあまり使わない
(すると細くなる)

下腹を凹ませる。

・腕は身体より前に振らないで、肘から後ろに引く

・↑の際、肩甲骨の下の筋肉を使う。


などです。

やはり、意識するのは・・・。
足の親指、足裏、下腹、肩甲骨の下。

下腹を凹ませて、インナーマッスルを使うことで・・・。
上半身の重みを、脚にのっけずに済みます。

↑股関節や膝の痛みを予防できます。

はじめはすべて意識すると、ぎごちなくなってしまうし・・・。
これまで使ってなかったインナーマッスルは、まだちゃんと動けません。


でも1つずつでいいから意識して使っていくと、わりとすぐ筋肉は動き始め・・・。
どんどんスムースに↑の動きができるようになります。

すべてスムーズに動けば、力の抜けた状態で疲れることなく歩けて・・・。
いつの間にか骨格も整っている、というわけです。


どうせ人間毎日どこかで歩くなら。

せっかくだから疲れたり足を痛くしないで、スタイルが整った方がいいですよね?
その歩き方は、一生自分を助けてくれます!


焦りは禁物。
1つずつモノにしていけば、いつかはスムーズに滑らかに手足が動きますよ!