最も自分の身体を攻撃する感情 とは?
罪悪感と被害者意識

罪悪感がもたらす不幸と報酬


ストレスにより、自分で自分の身体の内側を攻撃しないために・・・。
ぜひ気をつけたい筆頭のネガティヴ感情は・・・。

「罪悪感」です。

私は、「罪悪感」は自分にとっても、周りの人にとっても・・・。
「百害あって一利なし」だと思っています。


「被害者意識」と「罪悪感」は似ていますが・・・。
前者は人や環境のせいにしがちなのに比べて・・・。

後者はすべて「自分の」せいと思い、自分を責めます。

でもよくよく見ていると、「罪悪感」って、持つ必要のない人ばかりが持っていて・・・。
持つ必要のある人(犯罪者とか)は希薄なんですよね〜。


何故「罪悪感」を持つようになったのか?
何かあると「おまえのせいだ。」と言われ続けたとか、生育過程に原因があったのかもしれません。

問題なのは、この「持つ必要のない罪悪感」を持っていると・・・。

潜在意識から、世の中のあらゆる不幸を呼び込んでしまうことです。


・顕在意識:「私が悪い」「私のせいだ」「私に何か問題があった」と思う。

・潜在意識:「私は罪深い」「だから誰か罰してほしい」

・「誰か私を罰してほしい」という意識が、オーラ上に出て、周りがそれに反応する。

・三次元の現実:責められる、文句を言われる、怒られる、脅される、バカにされる、暴力をふるわれる。


恐ろしくないですか!?このからくり。
人から責められるときは、自分が自分を責めてる時などというのは、こういう流れがあるからです。

周りの人は、自分の発しているオーラに反応しているだけで・・・。
一見加害者に見える人も、むしろ被害者だったりするのです。

罪悪感を持っていると、悪人(自分を責める人、傷つける人)を引き寄せるだけでなく・・・。

周囲の人を、悪人にしてしまうのです。


でも、「罪悪感を持ち続ける人」には、甘い報酬があります。

・自分が善人でいる、気がする。

・ヒロイン願望(不幸の末幸せになれる)が満たされる。

・結果、自分に酔える。


人間は未熟な生き物なので、うっかり誰かや周囲に・・・。
「悪いこと」をしてしまうことは、誰でもあります。

そうなったなら、やることは以下のことだけでいいのではないでしょうか?

反省(必要であれば謝罪)の後、しっかり学習
そして同じことを二度としない。


でも。この世界はパラレルワールドなので。
「自分が可哀想。」と酔い続ける世界にいたい人は、それでいいと思います。

「げっ、そんな世界はもう金輪際ごめんだわ!」
という人は、「自分責め」という善人ごっこは卒業しましょう!

罪悪感を持つことには、不幸と報酬がある。
あなたは、それでもそれを選びますか?



被害者意識がもたらす不幸と報酬


何か自分に不都合があったとき。

人や環境のせいにするのが「被害者意識」
自分のせいと思い込み自分を責めるのが「罪悪感」です。

何故、「被害者意識」を持つのか?

いろんなメリットがあるからです。


・本来自分がしなければならない義務(仕事や家事や勉強)から、逃れられる

・弱い自分の代わりに、誰かが自分の問題を解決してくれる

・同情されたり、励まされたり、注意を引くことで、人からエネルギーをもらえる

・自分から離れていこうとする人を、その人の罪悪感を利用して引き止めることができる

・自分の人生がうまくいってない原因は、周囲の人や環境にあって、自分にはないと言い訳できる


なかなかのメリットですよね?
手放せないのもわかる気はします。

でもこのタイプの1番の問題点は。
身の回りのことすべて、人や周りのせいにできるので・・・。

人として成長することができないことです。


では何故「被害者」タイプになったのか?
子供のころ、親の関心をひくことができた成功体験(?)に原型があります。

例えば被害者の場合は、風邪を引いて(怪我をして、いじめられてなど)しまった時に・・・。
いつもより親が関心を示してくれた、優しくしてくれたことなどがきっかけだったりします。


しかし!この甘〜い甘〜い報酬の陰にも・・・。
厳しい厳しい代償が用意されています!それは・・・。


・自分がいつも可哀想でいるために、不幸を引き寄せる

・脅迫者(支配者)タイプのターゲットになって、いじめられたり暴力をふるわれる

・いつもネガティブ思考なので、細胞が酸化して劣化して病気になる

・人からもらえるのは同情であって、愛情ではない

結果、幸せには決してなれない


でも幸せという状態がわからないので・・・。
今あるエネルギー源を、手放すことができないのが現状です。

幸せになるには、「自分が自分を大事にする」しかないのですが・・・。
そこから遠く離れてしまっているんですね。

心当たりのある方は、ぜひこの代償をよ〜く吟味していただければと、切に願います。
それでもあなたは、被害者でいることを選びますか?という話です。

ちなみに「自分を責める人」と「人を責める人」で、どちらが身体に悪いかといえば・・・。

「自分を責める人」です。

ただ・・・気づくだけで意外と簡単に手放せるのは・・・。
「自分を責める」くせの方です。

「他人を責める人」は、思考回路的に気づきにくいんですよね〜。
(うまいこと努力しなくていい世界観が確立されてるので)。

甘い報酬と、キビシイ代償。
それでもあなたは被害者でいることを選びますか?