毒を作らない方法とは?
ネガティブ感情を利用する

イラッときたら、チャンスです!


これまで「心」をテーマでは、自分を追い込んでいるものとして・・・。
罪悪感や被害者意識、我慢強さ、正しさ、過剰な謙虚さなどをお伝えしてきました。

下のチャクラから癒していくと安全ですよ、という話もしました。

いろいろな心理メソッドやセラピーを、学んだり受けたりすることもいいですが・・・。
1番手っ取り早く求めている境地になりたい場合は・・・。

日常生活の中で思い込みに気づいて解除していく。
ことがおすすめです。

人生を生きづらくしているのは、自分の中に無意識にある「禁止」「抑圧」「制限」「否定」が原因です。

これらから自由になることが、人生をラクに生きるコツになります。

無意識なので、どんな「禁止事項を自分が持っているか」気づきづらいのですが・・・。
気づくきっかけになるのが、いわゆるネガティヴな感情です。


「あ、なんか今言われてることに、イラッと(チクッと)きた。」

「なんかあの子の言動を見てると、イラつく。」

など。


こんなとき、「あ、いかんいかん。ネガティヴな感情を持つなんて嫌だ(恥ずかしい、情けない)。」と・・・。
ジャッジして認めなかったりしますよね?

でもこの「ふと感じたネガティヴな感情」こそが、楽勝な人生を送る巨大なヒントなのです。

ふと感じたネガティヴな感情の奥には・・・。
必ず自分が心の奥底で信じて握りしめている「禁止事項」「制限してること」 があります。

これらを浮かび上がらせる、最大のチャンスなのです。


例えば、ちょっとしたミスを(悪気もなく)指摘されてチクッときたら・・・。

・完璧でない自分は、価値がないと思っている。

・きちんとして仕事ができると、人から思われたい。


などの、間違った思い込みが眠っています。

(本当は→きちんとしてなくても、仕事ができなくても、自分は最高に価値がある。)


それから、いつも遅刻をする人にイラついたら・・・。

・時間を守らなければ、人として失格。

・人に迷惑をかける人間は、ダメ人間。


↑を、厳しく自分に制限をかけて、許していません。
(だからサラッとやってのける人にイラつく)。


「時間に遅れたり、人に迷惑をかけても、自分には最高に価値がある。」と自分への縛りを解いて・・・。
自己受容をすると、人が同じことをしても必要以上にイラつかなくて済みます。

(↑もちろん必要なら怒ってもいいんですけどね。)


そんな調子で、ネガティヴ感情を忌み嫌わないで、逆に使い倒すと・・・。
潜在意識と顕在意識の乖離がなくなってきて、願望実現しやすくなってきます。

願いごとがなかなか叶わないのは・・・。
自分の中の「禁止事項」「制限」などが、足を引っ張っているからです。

お金持ちになりたいのになかなかなれないのは・・・。
無意識に、「自分にはその価値がない」と思い込んでいるからです。


親や先生や環境や過去の出来事などから、自分が自分に刷り込んでいた「思い込み」は強力ですが・・・。
ひとたび気づいてしまえば、意外と簡単。

「あれま、そんな思い込みを後生大事に握りしめてたんだ。でももういらない。」
と、ポイと捨てれは解放されます。

思い込みは、これまでは狭いちっぽけな自分を守るために必要だったのですが・・・。
成長して広がっていくためには、もういらなくなったのです。


「チクッと(イラッと)したら・・・チャンス到来?!!」
日常のイラっを、自分解放のために使い倒していきましょう♪



嫉妬を使いこなすと、すごいことになる!


ネガティブな感情といえば、誰にでもある嫉妬の感情。

ここでいう嫉妬とは・・・。
誰かに憧れてうらやましくてどうしようもなくて、腹が立つ、という種類のものです。

キラキラしてる人と自分を引き比べて、落ち込む。
この嫉妬の感情に飲まれてると、苦しいですよね?


しかし!この感情を使い倒すと・・・。
「まさか自分がここまで可能性があったとは!」という場所まで、自分を導いてくれます。


「嫉妬」は、「本当の自分が何を望んでいるか。」のバロメーターになります。

さらに、実は、「自分が嫉妬する人」もしくは「嫉妬する部分」は・・・。
「本当は成れるかもしれない自分」です。


どんなに成功してる人でも、自分が望んでるものでないと、嫉妬しません。
イチローに嫉妬しないですよね?(いや、する人もいるかもしれないが)

イチローの奥さんには、嫉妬するかもしれません。
どう考えても自分が成れないものには嫉妬しないのですが、なれそうなものには嫉妬するんですよね。


「本気出せば自分もあそこまで行けるんだよ。」
「嫉妬」の感情は、↑という魂のお知らせなのです。


だからなんともイヤな気配のする「嫉妬」の感情も、忌み嫌っていたらもったいな〜い!

「ほほう。自分も本当はああ成りたいんだ、ってか成れるんだ!」
と、せっせとマネして、自分に取り込んだらいいのです。


一見、イラッとするケースの場合もあります。

例えば、臆面もなくキャピキャピして男の人に媚び売っていい思いをしてそうな子に対してイラついたら・・・。

・本当は自分も、女子力を表に出したい。

・男の人に守ってもらいたい、甘えたい。


↑のような本音があるのにかかわらず、いつの間にか身に着けたブロックがあって・・・。
それを「自分には相応しくない」と制限していたのかもしれません。

その場合、そのままキャピキャピをマネするのではなくて・・・。
「女子力を臆面もなく外に出す」ことに憧れているのだから・・・。

自分にできることから少しずつ、解放していったらいいのだと思います。

とりあえず下着の色をピンクにする、とか。

褒められたらガッツリ受け取る、とか。


とにかく嫉妬心を感じる人を見つけたら、チャンスです!

「お!なんかワサワサしてイラつくな、この人。
ってことは彼女(彼)の中に自分の可能性が潜んでいるのか!なんだろなんだろ。

と、可能性探しに夢中になって、小さいことを1つでも取り入れていると・・・。
いつの間にか「思ってもみなかった自分」が花開いているかもしれませんよ〜。


「憎たらしいキラキラ女子は、未来の自分。」
彼女の中に、キラキラした自分を見つけましょう♪